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大切な住まいの床を、いつまでも美しく保つためのフロアコーティング完全ガイド。業者からサンプルを取り寄せて、集めた情報をもとにコーティングの種類や施工会社を徹底比較しました。

レッスン7

フロアコーティング後のお手入れ方法

「10年耐久」「20年耐久」などと謳うフロアコーティングであっても、それは正しい使い方をした場合の想定耐久年数。注意事項やお手入れ方法を誤ると、予想よりも早くコーティングが劣化してしまう恐れがあります。ここでは、フロアコーティングを施した後の注意事項や適切なお手入れ方法についてまとめました。

それダメ!コーディングした床の注意事項

フロアコーティングをした床でも、守るべき基本を守らないと、コーティング素材が変質してきたり溶解してきたりする恐れがあります。特に長時間の水分付着や、薬品の使用には十分に注意するようにしましょう。

コーティングした後に注意すべき3つの事項をまとめました。

床が濡れたら速やかにふき取る

フロアコーティングした床に水分が垂れてしまった場合には、雑巾などで速やかにふき取るようにしてください。長時間濡れたままにしてしまうと、場合によっては水分がコーティングの内部に入り込んでしまい、品質の劣化など様々なトラブルの原因にもなりかねません。掃除の一環として水拭きする際にも、コーティングの内部に水分が入り込まないよう、なるべく雑巾を固く絞るようにしましょう。

完全に硬化するまでは床に薬品等を垂らさない

施工直後は、床の上に薬品等を垂らさないように注意してください。薬品等の作用によって、コーティングが溶けてしまう恐れがあるからです。コーティング素材の種類にもよりますが、床面が完全に硬化するまでには約1週間1ヶ月ほどの期間がかかります。付属の説明書を熟読のうえ、施工後の当面は床面を丁寧に扱うようにしましょう。ただし、UVコーティングに関してはこの限りではありません。

塩素系の薬品による消毒は避ける

UVコーティング以外の場合ですが、塩素系の薬品による消毒を行なわないようにしてください。現在のところ、塩素への耐性が確認されている素材はUVコーティングのみです。その他のコーティングガラスコーティング、シリコンコーティングなどに塩素系の薬品を使用した場合、素材が変質する恐れがあります。ノロウィルス等の対策・予防をお考えの方は、始めからUVコーティングを選ぶことをおすすめします。

種類別フロアコーティングのお手入れ方法

UVコーティング、ガラスコーティング、シリコンコーティング、ウレタンコーティングの4種類に分け、それぞれのお手入れ方法をまとめました。良質な状態を少しでも長持ちさせるためには、ぜひ知っておくべき基本です。

UVコーティングをした後のお手入れ方法

UVコーティングをした後は、大掛かりなお手入れは必要ありません。基本は水拭き、乾拭き、ホコリ取りのみで大丈夫です。ワックスの上塗りも必要ありません。

そもそも、素材の種類は何であれフロアコーティングの大前提は「掃除が楽になる」ということ。中でも特に掃除が楽になる施工がUVコーティングと言われています。

水拭きや乾拭きでは落ちにくい汚れが付着してしまった場合には、アルコールや洗剤を使用してふき取るようにしましょう。

ガラスコーティングをした後のお手入れ方法

ガラスコーティングをした後のフロアについては、基本的に乾拭きのみで大丈夫です。乾拭きだけでは汚れが落ちない場合には、固く絞った雑巾で水拭きをします。

水拭きをしても汚れが落ちない場合には、20倍程度に薄めた中性洗剤やアルコール、除光液等を使用してふき取ってみてください。ふき取った面は改めて水拭きをし、化学成分を残さないようにしましょう。

化学雑巾の類、掃除機の使用は避けてください。薬品成分がフロアに残ったり、フロアに傷をつけたりすることを避けるためです。

シリコンコーティングをした後のお手入れ方法

シリコンコーティングをした後のお手入れ方法は、基本的にガラスコーティングの場合と同じです。

乾拭きを基本とし、落ちにくい汚れが付着した場合には固く絞った雑巾、20倍程度に薄めた中性洗剤、アルコール、除光液などを使用して落としましょう。ふき取った後は、化学成分が床に残らないように注意してください。

シリコンコーティングの場合でも、フロアの変質や傷を防ぐため、化学雑巾や掃除機は使用しないようにしましょう。

ウレタンコーティングをした後のお手入れ方法

ウレタンコーティングをした後のお手入れ方法も、ガラスコーティングやシリコンコーティングとほぼ同じです。乾拭きを基本とし、汚れが目立つ場合には固く絞った雑巾、水拭き用のモップなどでふき取りましょう。

水拭きで汚れが落ちない場合には、20倍程度に希釈した中性洗剤を使用して落としてみてください。洗剤を使用した後は水拭きをして、化学成分を床に残さないように。
化学雑巾や掃除機は、床の劣化や傷を招く恐れがあるので使用しないようにしましょう。

アクリルコーティングをした後のお手入れ方法

アクリルコーティングは硬度も低く耐久性・耐水性に乏しいため、ワックスと同様、水や洗剤を使用しての掃除はできません。

柔らかい布での乾拭きや、フローリング用のお掃除シートなどで汚れをそっと集めるようなお掃除が適しています。

掃除機をかけるだけでも傷がついてしまう可能性がありますので、できるだけ掃除機がけは避けましょう。

ダイアコーティングをした後のお手入れ方法

フロアコーティングの中でも特に耐久性や美観に優れているダイアコーティングは、掃除のしやすさも特徴です。

厚みがあり硬度も高い丈夫な被膜が形成されるため、水や洗剤を使用してお掃除することもできます。また、アルコールを含む薬剤も使用可能です。

そう簡単には傷つかないため、掃除機をかけることもできます。

ダイアコーティングなら掃除方法に神経をとがらせないで済むだけでなく、手早く掃除を終えられるようになります。

もっとも楽なコーディングはどれ?

「楽なコーティング」を汚損に対する強さ、掃除のしやすさという観点で見ると、以下の順に並べることができるでしょう。

  1. 「ダイアコーティング」「UVコーティング」
  2. 「ガラスコーティング」
  3. 「ウレタンコーティング」
  4. 「アクリルコーティング」

業者によっても質に差が出てくることはあるかと思いますが、大体上記の順となるようです。

1.汚損に強く洗剤やアルコールも使える「ダイアコーティング」「UVコーティング」

ダイアコーティングもUVコーティングも、食べ物や飲み物をこぼしてできる汚れや、ペットのし尿、油類の汚れも、サッと拭くだけで綺麗に保つことができます。特に特定の汚れに弱いということもありません。

基本は乾拭きや水拭きで綺麗になることが多いかと思いますが、うまく取れなかった場合にも、洗剤やアルコールを使って掃除をすることも可能ですので、汚れが残って困るということは少ないでしょう。

ただし、いくら汚れに強いからと言って汚れを放置してしまうことは避けるべきです。あまりに時間が経ってしまうと、綺麗に取れなくなってしまう可能性もあります。

2.強い衝撃には注意「ガラスコーティング」

フロアコーティングの中でも非常に高い硬度レベルを誇るガラスコーティング。

その硬度ゆえ、強い衝撃を与えるとひび割れが起こるリスクがあります。重いものを落としたり、掃除機のノズルを強く当てたりしないように気をつけることが大切になります。

汚れについては特定のものに弱いといったことはないようです。

ただし、洗剤やアルコールをそのまま使うとコーティングが痛みやすくなりますので、汚れた場合には乾く前にすぐに拭く、洗剤やアルコールを使う場合は薄めて使うといった対応が必要になります。

3.熱いもの、薬品には弱い「ウレタンコーティング」

ウレタンコーティングは熱に弱いため、熱い食べ物や飲み物の汚れ、油汚れが落ちると傷んでしまいます。キッチンやダイニングでの使用は、この点に注意が必要です。

また、耐薬品性はそれほど高くないため、アルコール製剤の使用は避けた方が無難でしょう。洗剤も、あまりに希釈倍率の低い洗剤の使用はおすすめしません。

落ちにくい汚れがついた場合には、薄めた洗剤などで優しく拭き取ることとなりますので、中には取れずに残ってしまう汚れもあるかもしれません。

4アクリルコーティング

お手頃な価格とツヤが魅力のアクリルコーティング。

ただその硬度や耐久性は、フロアマニキュアと呼ばれることからも察することができる通り、かなり低いものです。

少し物を落としただけでも傷がついてしまう可能性もありますし、食べ物や油性の汚れが付いた場合でも、水や洗剤でのお掃除ができないため綺麗に落ちない場合が出てくるでしょう。

長持ちさせるためのお手入れ方法

どの種類のフロアコーティングであれ、フロアの良好な状態を長く維持するために、共通して確認・実践すべき事項があります。それは「床に傷を付けない」ということです。
フロアコーティングを施した面に傷が付くと、外観が悪くなるばかりでなく、最悪の場合、コーティング素材が剥がれてしまうきっかけにもります。神経質になりすぎる必要はありませんが、なるべく傷を付けない工夫をしていきましょう。

たとえば、掃除機やほうきの使用はなるべく避けたいところ。小さな傷が蓄積していく原因にもなります。スリッパの裏面にも要注意。ゴミなどが付着して床に傷を付けることがあります。家具の移動等で床に傷つけないよう、あらかじめ家具の下にマットを敷いておくのも良いでしょう。
常に「床に傷を付けない」ということを念頭に置き、少しでも長く良質な状態を維持させるようにしていきましょう。

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