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大切な住まいの床を、いつまでも美しく保つためのフロアコーティング完全ガイド。業者からサンプルを取り寄せて、集めた情報をもとにコーティングの種類や施工会社を徹底比較しました。

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レッスン3

コーティングする最適なタイミング

フロアコーティングに適しているタイミングは新築時。その理由と、後悔しない為に知っておきたい施工業者選びに欠かせないポイントを解説します。

フロアコーティングに適したタイミングは新築時!

結論から言ってしまうとフロアコーティングは新築時の施工が適しています。例えば、キッチン周りは調理や洗い物時に飛んだ水や油汚れが床に付着するため床が傷みやすい場所。でも、あらかじめコーティングしておけば水垢や黄ばみがつきにくくなるし、手入れも楽で時短にも繋がります。キッチン以外にも、クローゼットに使えば防カビ効果が期待できますし、和室に使われる白木も保護することができます。塗料によっては、ビニールクロスやクッションフロアにもコーティングできるのです。新築時に施工しておけば長期に渡ってきれいな状態を保て、暮らしが快適になります。

面倒なワックスがけが要らない

最大のメリットはとにかく掃除が楽になること。特に、ワックスがけが必要なくなるのが大きなポイントと言えます。床は歩いたり、物を落としたり、椅子を引いたり、普通に過ごすだけでもどうしても傷みが出てきます。特に、木の床は経年劣化も伴うため、床に傷がつくのは避けられません。その傷みを防ぐためにワックスをかけるわけですが、ワックスがけは、半年に一度のペースで塗り直しをしないと効果が得られません。でも、ワックスがけは重労働のため次第にやらなくなってしまう方も多いのです。例え、半年に一度のペースでワックスをかけてもフロアコーティングほどの硬度は期待できないため、傷の防止効果もわずか。その点、フロアコーティングをしておけば、ワックスがけが不要な上に、傷も防止できるので一石二鳥です。

施工の手間が省ける

また、新築時なら家具のない状態で施工の手間が省けるのもポイント。施工方法によっては乾燥までに時間がかかるので、入居中の場合だと不便な生活を要することにもなります。なかには、入居中の施工を得意としない業者や対応しない業者もあり、家具の移動に関する対応も業者によって異なるなど、新築のタイミングに比べると業者選びが難しくなってきます。

木材本来の美しさを保てる

新築時にコーティングすれば、木材本来の質感を長期に渡り保つことができます。長い目で見てマイホームの資産価値を維持したいのなら、新築時の施工がもっとも賢明だと言えるでしょう。

ハウスメーカーが勧める業者がNGな理由

マンションや戸建てを購入する際、オプションメニューとしてハウスメーカーがフロアコーティングを勧めてくるケースもあります。しかし、安易に契約すると後悔してしまうケースも…。ハウスメーカーが勧める業者は、フロアコーティングを専門としていない可能性がありますし、仲介手数料がかかる為、相場よりも高額となる場合があるからです。専門業者ではない場合、コーティングの種類が限られてしまいますし、仕上がりの質にも影響します。施工後のメンテナンスやお手入れ法に関しても細かいアドバイスが受けられなかったり、保証もあやふやになってしまったりと、トラブルが伴うケースもあるのです。

シートフローリングのマンションにもおすすめ!

フロアコーティングというと木材の床に施工するイメージが強いと思いますが、マンションで普及しているシートフローリングにもフロアコーティングできるのをご存知でしょうか。シートフローリングは、木目をシートにプリントしたもの。木材ではないのでワックスフリーという点が人気です。ところが、このシートフローティングは塗膜が薄いので目地などのダメージを受けやすいと言う弱点を持っています。日常生活のなかでできてしまった細かい傷から水や汚れが入るとシミになってしまったり、膨張してしまったりするため、硬く絞った雑巾で水拭きをした後はすぐに乾かさなければならず、お手入れに神経を使わなければならないという、煩わしさがあります。特に、ペットを飼っている、小さいお子さんがいるご家庭は心配ですよね。

その心配を解決してくれるのが、シートフローリング専用のフロアコーティングです。水や湿気、紫外線による変色、お子さんのオモチャの傷、椅子の摩擦など、フローリングを痛めるさまざまな要因から床を保護してくれます。お手入れの不安が解消できるのはありがたいですね。

実際、マンションのシートフローリングをコーティングしている方は多く、満足度も高いようです。参考までに施工会社に掲載されていた口コミをいくつかピックアップしてみました。施工を依頼する時のポイントや施工後の感想をご紹介しましょう。

シートフローリングを依頼した人の口コミ

シートのフローリングは、表面が固く、キズ、ヘコミに強いので、標準的なファミリー向け分譲マンションでは、この数年、よく使われています。ノンワックスなので手入れも楽ですし。
※引用元:マンションコミュニティ(https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/147417/)

うちのマンションが、シートフローリングで、しゃがみこんでも気付かないくらいわかりません。でも、少し重たい荷物をおいただけで、へこみます。(戻るときもある)。
※引用元:マンションコミュニティ(https://www.e-mansion.co.jp/bbs/thread/147417/)

いかがですか?シートフローリングはUVコーティングなどの施工に比べれば耐久性はもちろん劣りますが、手頃な価格でワックスよりも高い耐久性が期待できます。気になる方は、業者に問い合わせてみてくださいね。

気になるフロアコーティングの費用は?

ご紹介したように、「今がフロアコーティングをするのにベストの時期だ!」と感じた方もいるかもしれません。いろいろと家具や家電を入れてからの時期だと物を移動するのが大変になるので、できることならば新築時にフロアコーティングも済ませておきたいですね。

実際にフロアコーティングを検討することになった場合、どのようなコーティング剤にするかも大切な問題になってきますが、それ以上に費用が気になる方も多いはず。選択するフロアコーティング剤の種類や施工を行う範囲によっても費用は異なります。

安いフロアコーティング剤を使えば5万円~10万円程度でもフロアコーティングは可能です。業者・コーティング剤の種類によっては5万円以下で施工可能な場合もあります。ですが、フロアコーティングをする上でそれが自分に合っているのか、必要なものなのかといったことも考えなければならないため、費用だけを比較して選択するフロアコーティング剤を決めることはできないでしょう。

きちんと見積もりを取って、どれくらい費用がかかるのか理解した上で取り入れてみるのがおすすめです。

フロアコーティングを成功させる上で業者選びも非常に重要になってくるので、こちらも慎重に選んでみてくださいね。

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