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レッスン11

フローリングの掃除方法

フローリングは、適切な掃除・お手入れができれば長く美しく維持できます。ここでは、普段のフローリングの掃除やお手入れ方法、ガンコな汚れの掃除の仕方などを詳しく解説。フローリングのお手入れ方法を見直し、いつまでも美しいフローリングを維持できるよう工夫してみてはいかがでしょうか。

そもそもフローリング汚れになる原因って?

最初の頃はピカピカでキレイだったフローリングも、生活していくうちに傷や黒ずみ、汚れが目立ってきてしまいます。

毎日掃除をしていても防ぐことができない汚れもありますが、汚れの原因を知ることで対処しやすくなります。そこで、フローリングが汚れてしまう原因について詳しく解説します。

人やペットの皮脂による汚れが特に多い

フローリングが汚れる原因で特に多いのが、「人の皮脂」です。人の皮脂がフロアコーティングに付着し、時間が経過すると黒ずみになってしまいます。
頻繁に通ることが多い、廊下やリビングなどの場所によく見られる汚れです。

当然ですが、フローリングを素足で歩くことが多いほど皮脂による汚れが多くなってしまいます。また、お子様がいたり家族の人数が多かったりするほど汚れが目立つ場合が多いです。

ペットを飼っている場合は、ペットの体から出る皮脂や唾液などの汚れも時間が経つと黒ずみになってしまうでしょう。

キッチンの汚れの多くは油が原因

キッチンのフローリングは非常に汚れやすく、変色や黒ずみが頻繁に見られる場所です。

その原因の多くは、油が床に飛び散ったことによるものです。そのため、キッチンマットの下にある床はキレイなまま残っていることが多いです。
また、油に限らず洗剤や調味料も変色の原因となります。

汚れではなくカビが原因の場合もある

一見すると汚れに見えるものでも、結露が出る場所や水回りはカビが生えてしまっていることもあります。あまり人が歩かない場所なのに黒ずみが頻発するような場合は、黒カビである可能性が高いです。

この他にも、衣服の繊維や砂埃、食べかすなど目に見えるものや、ダニの死骸など目に見えないものが原因で汚れが発生していることも考えられます。

フローリングを綺麗に維持!ふだんからできる3つの手入れ方法

戸建て・賃貸を問わず、ほとんどの住宅でフローリングが使われているのに対し、正しいお手入れ方法について詳しく把握している方は案外少ないのではないでしょうか?フローリングは、手入れをしないとすぐに傷んでしまうもの。フローリングをより長く美しく保つためには、最適なお手入れ方法を学ぶ必要があるのです。以下にお手入れ方法をまとめましたので、ご参考ください。

1
フローリング上のほこりを取り除く
→はじめは、フローリングワイパーで

まずは、フローリングワイパーなどを使って床の上に落ちているほこりを取り除きます。掃除機は排気でほこりを舞い上がらせてしまうため、ワイパーのように取り除くことができません。舞いあがったほこりは2時間程度のあいだ空中に落ちてこないので、注意が必要です。

2
取り切れなかったほこりを掃除機で

フローリングワイパーでは取り除けない溝に埋まったほこりは、掃除機をかけて取り除きましょう。ポイントは溝に沿って掃除機をかけること。ただやみくもにかけるだけでは、ほこりを取り除くことはできませんので、ご注意ください。

3
最後に、固く絞った雑巾での水拭き

フローリングを掃除するうえで特に重要なのが、水拭き。フローリングワイパーや掃除機では取り除くことができないほこりや花粉などの汚れを落とためには、水拭きは簡単で効果的です。ただし、通常のフローリングには撥水性はありませんので、固く絞った雑巾で素早く、換気をしながら拭いていくのが理想的でしょう。

ガンコな汚れには種類別に対策

上述したように、汚れの原因にはいくつかの種類があります。
原因ごとに適した方法で掃除することで、より効率的に汚れを落とすことができます。
ここでは、それぞれの場所や汚れの原因に適した掃除方法をご紹介していきます。

皮脂による汚れには食器用洗剤

先述したように、フローリングの黒ずみで特に多い原因は、人間の足の裏から出る皮脂です。
皮脂が付着したとしても、こまめに拭いていれば頑固な汚れにはなりにくいですが、なかなか落ちない場合はお湯に食器用洗剤を溶いてから拭くと落ちやすくなります。
廊下やリビングなど、人が通ることが多い場所の黒ずみは、この方法でキレイになることがほとんどです。

キッチンの汚れには重曹がオススメ

お掃除で大活躍する「重曹」は、キッチンの油汚れの掃除にも役立ちます。
1Lのぬるま湯に大さじ2~3杯程度の重曹を溶きます。そこに雑巾を浸し、しっかりと絞ってからフローリングを拭くだけで、非常にきれいになります。
仕上げにクエン酸濃度20~30%の水をスプレーして、汚れを防止するといいですね。

カビによる黒ずみにはアルコール!

カーペットの下や結露が多い窓の近くなど、湿気が溜まりやすい場所に発生する「カビ」には、アルコールが効果的です。

その際に気を付けなければならないのが、「そっと拭き取る」ことです。
カビは胞子を空間に撒き散らしています。そのため胞子が飛び散らないよう、そっと掃除することが大切なのです。間違っても掃除機を使ったりしないよう注意してください。

ワックスの劣化による汚れは少し面倒

フローリングを保護する目的でかけたワックスも、時間の経過とともに剥がれてベタベタしたり、黒ずみが発生したり…。

黒ずんでしまうとその上からワックスをかけても、当然黒ずみは残ってしまうので、一度ワックスを剥がす必要があります。
ワックスを剥がした後に黒ずみを拭き取り、その上から新しくワックスをかけるようにしてください。

頑張っても落ちない汚れは、プロにおまかせ

モップやワックスをしっかりとかけていても、どうしてもフローリング自体の劣化による汚れが出てきてしまうものです。

中には頑固でなかなか落とせない汚れもあるため、無理に落とそうとするとフローリングを痛めてしまうことになりかねません。
フローリングを美しく清潔に保つには、やはり早い段階でプロの手を借りることが大切です。

汚れは落とすことよりも防止することが大切

汚れの種類によっては、自分で掃除してもなかなか取れないこともあります。

また、汚れを落とすことに夢中になりすぎて強い薬剤を使用してしまうと、フローリングを傷つけたり、変色させたりしてしまうリスクもあります。

そのため、フローロングの汚れは予防することが特に重要なのです。

フローリングの美観を保つにはコーティングが適している!

フローリングの汚れや劣化を防止する為に特に有効な手段は、プロが行う「フロアコーティング」です。
コーティングを行うことで美しさを保てるだけでなく、傷やスリップの防止にもなるので、安全と清潔面の両方で向上が見込めます。

日常生活で触れることが多いフローリングだからこそ、美しく衛生的に保ちたいですよね。そのためにも、フロアコーティングを早い段階で検討してみてはいかがでしょうか?

費用も確認が必須

掃除の方法と汚れの原因などについてご紹介してきました。ただ、汚れが発生するたびに対策を講じたり、汚れを防止するために毎日気を使うのは非常に大変で疲れることです。やはりフロアコーティングをして、手入れのしやすい床を実現してみるのはおすすめです。

フロアコーティングならば、全くコーティングをしていないフローリングに比べてかなり強くなるのでお手入れも簡単です。フローリングは年数が経つにつれてどうしても劣化するものですが、フロアコーティングをすることで見違えるようにキレイになるので、今のフローリングの状態に満足できていない方こそフロアコーティングを検討してみましょう。

その際に必ず確認しておかなければならないのが費用に関することです。フロアコーティングには実にたくさんの種類があり、それぞれ特徴も違えば費用も違います。あまりにも機能面だけを重視しすぎてしまうと費用が高くなってしまう可能性もあるので、ムリなく用意できるフロアコーティング用の費用はどれくらいか?から考えてみると失敗も少なく済むでしょう。

業者によって料金設定は異なるため、気になるコーティング剤が見つかってもすぐに決めず、複数の業者に相談するのがおすすめです。

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