検証3
ミシナコーポレーションのサンプルをチェック
業界でも数少ないすり傷テストに合格した「ダイアフロアコーティング」は、最長35年保証という高い耐久性が魅力。シリコンとガラスを合わせた塗料で製品化には5年の歳月がかかったというだけあり、性能の高さには他社に負けない自信を持っているようですが実際はどうなのでしょうか?
ミシナコーポレーションにコーティングサンプルを請求してみた
ミシナコーポレーションのサンプルはダイア35年&25年、ガラス20年の3つのタイプをひとつにまとめて届けてくれるというもの。ホームページ最上部にある「無料サンプルご郵送」のバナーから申し込みフォームを使うか、電話でも対応してくれます。新居で使う床材のメーカー名や商品名、品番を伝えると、メーカーからフローリング材を取り寄せて無料施工サンプルを作成してもらえるそう。これは、ありがたいサービスですね。
サンプルの中身をチェック
サンプルはネコポス(ポスト投函)で送られてきました。ポストに入る大きさということで、中身はサンプルと郵送の挨拶状、簡単なチラシのみで、他社に比べると簡素な印象でした。キャンペーンやサンプル無料配布を大々的にアピールするホームページとのギャップがあり少し意外です。サンプルはご丁寧にスチールウール付。自分で摩擦の耐久テストを試すことができます。今回、サンプルを申し込んだ業者の中でスチールウールが付いていたのはミシナコーポレーションだけでした。それだけ商品に自信があるということなのでしょうね。
写真と実物の印象が違ったのは、ダイアコーティング。もっとギラギラとしたツヤがあるのかと思いましたが、光沢は控えめで上品でした(むしろ鏡面のような光沢を求める人には若干物足りないかも…?)。では、早速、実験結果を見てみましょう。
ミシナコーポレーションのコーティングサンプルを実験検証!
今回試すのはダイア35年、25年、ガラス20年の3種類。ホームページでは、「コインスククラッチでの塗膜麺の密着度テスト」や「スチールウールでの擦り傷磨耗テスト」を試して他社と比較してくださいと宣言しているほど。自信があるからこそできる対応ですね。
- 上から、ダイア35年、25年、ガラス20年の順に並んでいます。まずは、10円玉のスクラッチを試してみましょう。
- 力を加えて全体的にこすってみました。
- 3種類すべて引っかき傷はゼロという結果に。10円玉で削るくらいでは歯が立たない感じで傷がつく気配はありませんでした。
- 続いては、こちらもミシナさんがお勧めするスチールウールの実験です。
- かなり強めに擦ってみましたが変化はあるのでしょうか?
- こちらも全く変化なし。スチールウールを付けてしまうくらいですから当然ですね。角度を変えてみても傷は確認できませんでした。
- 最後は油性マジックの実験です。薬品やアルコール、除光液にも耐性があると謳っていますが、結果はどうでしょうか?
- ダイアコーティングは、マジックをはじくような感じがしました。除光液をつけたタオルで拭き取ってみましょう。
- 少量の除光液で簡単にマジックの汚れが落ちました。
- 左側の未施工のフローリングと比べると一目瞭然。変色することもなく、汚れの染みこみも見られませんでした。
さすが品質の高さが評判のミシナコーポレーションだけあり、3種類のテストはすべてクリアしました。特に、ダイアコーティング35年は表面の塗膜が頑丈でちょっとやそっとの衝撃では傷がつかないような印象でした。その分、価格も業界最高峰と言われていますが、性能の良さはお墨付と言えそうです。これらの実験は動画でもUPしました。是非、ご覧になってみてくださいね。