


検証4
エコプロコートのサンプルをチェック
取り扱うコーティングはUVコーティングのみでありながら、施工実績は1万世帯以上。全国対応で20年保証のUVコーティングを提供するエコプロコート。ホームページに紹介されている2,600件以上の口コミを見ると「やってよかった」という声が多数寄せられており、満足度の高さが伺えます。性能面では、密着性を最も重視していて「他社を引き離す圧倒的品質」を謳っているエコプロコートですが、その実力はどうなのでしょうか?早速、確かめてみましょう。
エコプロコートにコーティングサンプルを請求してみた
サンプルの請求は、ホームページの左上にある「オンラインフォーム」から申し込みします(パッと見た時に分かりにくいのでご注意を)。
サンプルの中身をチェック
サンプルはヤマト便で送られてきました。エコプロコートのコーティングはUVの1種類のみなのでコンパクトでした。中を開けると、クリアファイルに入ったパンフレットと、施工風景をおさめたDVD、そしてサンプルが入っていました。パンフレットには、フローリングは5年ほど経った頃から傷み始めるということや、ワックスがけが逆効果という解説が載っていて、初めて知るような目からうろこの情報が多く見応えある内容。ワックスは、塗るほどに汚くなり雑菌の温床にもなるそうです。やはり、床のコーティングは必要なのだと再認識しました。UVコーティングの魅力はなんと言ってもきらびやかなツヤですが、サンプルを見るとピカピカと光っていてとても綺麗です。自宅のフローリングに合わせたサンプルカラーが選べるので、実際の仕上がりに近い仕上がりがイメージできます。
フロアコーティングだけでなく防汚コーティングや防カビコーティングの紹介も入っていました。予算に余裕がある人は、フロアコーティング+ハウスコーティングを抱き合わせでお願いした方が断然得ですね。
エコプロコートのコーティングサンプルを実験検証!
エコプロコートはUVコーティングなので見た目のツヤや光沢感がはっきりしていて塗膜も厚そう。なんとなく頑丈な印象があります。左半分は一般的なコーティング(5年耐久)、右半分は施工済みですが、その差は歴然ですね。照明の反射の具合を見るとよくわかります。では、早速、実験結果を見てみましょう。
- はじめに10円玉を使ったスクラッチ試験をしてみました。サンプルの台紙に「10円玉などで削って被膜の強度を確認してみてください」と書いてあるくらいですから、傷がついたら大問題ですね。さて、結果はどうでしょうか。
- 圧力を加えてゴシゴシ削っていきます。一般的なコーティングはスクラッチをすると痕がつきますが…
- ビクともしません。塗膜に傷ひとつ見られませんでした。
- 今度は、スチールで擦って擦り傷の強度を確かめてみました。少し力を入れながらクルクルと回してみました。
- まだまだ擦ります。
- ごくわずかですが、円状の擦り傷がうっすらとついているような…。でも目をこらして見ないと確認できない程度。よほど目を近づけて見ない限り目立ちません。ひょっとすると、ピカピカの鏡面を特徴とするUVコーティングの場合は、細かな擦り傷が目立ちやすいのかもしれませんね。
- 「シンナーや除光液などで拭いてみてください。耐久性を確認できます」と書いてあったので、こちらも油性マジックを使って試してみました。
- 除光液を浸したタオルでふき取ります。
- 左側の一般的なコーティングの方は、マジックが塗膜に溶けこんでいるのか汚れが広がっていますが、右側のUVコーティングの方は、タオルで拭き取ると簡単に汚れが落ちました。
- 結果は一目瞭然。エコプロコートのコーティングはマジックの形跡が全くありませんが、左側の未施工の板は少し黒ずんでしまいました。
スチールウールの実験で若干の擦り傷が見られたものの、日常生活レベルで考えれば問題ないレベル。10円玉、マジックの実験でも変化はなかったので品質は確かだと言えますね。実験結果は、動画でUPしているので是非ご覧ください。