レッスン8
ペットのためのフロアコーティングとは?
ペットとフローリングで楽しく安全に暮らすには、フロアコーティングが必要です。フロアコーティングをすることでペットの足腰の負担を軽減できるだけでなく、ペットがつけた床の爪痕やオシッコによる変色などの問題からフローリングを守ることもできます。ペットと一緒に快適な生活を送るためにも、フロアコーティングの特徴や選ぶポイントを理解しておきましょう。
フロアコーティングのペットへの影響
フロアコーティングのペット絵の影響について、犬、猫、鳥に分けて、それぞれのメリット、デメリットを考えてみました。ペットとしての飼育率が最も高い犬について中心に見ていきましょう。
犬への影響
フロアコーティングをすることによる屋内犬へのメリット、デメリットについて見てみましょう。
メリット
床が滑りにくいのでケガの心配が減る
屋内犬は、特に飼い主が帰宅した際など、喜びのあまり極端に興奮することがあります。右に全力で走り、左に全力で走り、最後に飼い主にタックルするように飛び上がってくる、などなど。
この興奮の中で足を滑らせてしまい、壁に激突したり、勢い余って階段から落ちてしまったりなどしてケガをする犬もいるようです。
一般にフロアコーティングを施した場合、施す前に比べると床が滑りにくくなります。飼い主に興奮して走り回ったとしても、ケガの心配は大きく減るでしょう。
関節への負担がかかりにくい
上記の通り、屋内犬はあらゆるきっかけを見つけては、急に走り回る生き物。滑ってケガをしなかったとしても、床の滑りによる関節への負担が蓄積し、やがて足腰が弱ってしまうかもしれません。人間と同様、犬も関節への負担の蓄積により、車椅子生活となることがあります。
滑りにくさが特徴のフロアコーティングを施せば、足腰への負担の蓄積も、だいぶ軽減されることでしょう。
床を舐めても安全
決して多く見られる事例ではありませんが、中には、屋内の床をなめてしまう習慣がある犬もいます。一般に床には、目には見えなくてもワックスなど薬品の残留物が多く付着しているため、これを舐める習慣がある場合、長期的には健康に害を及ぼす危険性があります。
フロアコーティングを施した場合、基本的にはホコリを取って水拭きするだけで、常に清潔な床を維持することが可能。フロアに何らかの薬品を使用する必要がなくなるため、たとえ床を舐めても健康への害はありません。
掃除がしやすいのでいつも清潔な床で過ごすことができる
決まったトイレがあるとは言え、飼い主に興奮した犬は、ついその場で粗相をしてしまうことがあります。あるいは、体調がすぐれない日などは、トイレに辿り着かず床で排泄をしてしまうこともあります。
衛生状態の悪い環境で生活した場合、人間と同様に犬も健康を害する恐れがあるので注意してください。
フロアコーティングを施すと、たとえ犬が粗相をしても掃除が簡単。犬は、常に衛生的なフロアの上で生活ができます。
デメリット
コーティング剤によっては滑り止め効果が少ない
犬の爪の傷跡が付きにくくなるという理由で、ガラスコーティングを選択する世帯もあるようです。
確かにガラスコーティングを施した床は、犬が走り回る程度では傷が付くことのない、とても優れたコーティング法。ただし、ガラスコーティングの場合、逆にフロアが滑りやすくなってしまうこともあるので注意しましょう。
ケガを防止したり、関節への負担を軽減させたりしたい場合には、ガラスコーティングではなく、UVコーティングなどの滑りにくい素材を選んだほうが良いかもしれません。
滑って遊ぶことができない
個体にもよりますが、どうやら犬は、床で滑ること自体を楽しんでいるフシもあるようです。
滑りにくいフロアコーティングを施した場合、今までの楽しみだった「滑って遊ぶ」ができなくなるかもしれません。犬にストレスがたまらないよう、しっかりと散歩をしましょう。
猫への影響
フロアコーティングを行なうことによる猫へのメリット、デメリットを見てみます。基本的には犬と同じと考えてください。
メリット
床を舐めても安心
猫が床を舐めることはほとんどありませんが、床に落とした食べ物をムシャムシャと食べていることは、よくあります。フロアコーティングをすれば、食べ物に有害な薬剤が付着する心配がありません。
おもらししても掃除が簡単なので清潔感が維持できる
特に老猫になると、トイレに行かずに床で糞尿をする例が多く見られます。フロアコーティングをすることで掃除が簡単になるため、猫は常に清潔な環境で暮らすことができるでしょう。
ケガなどのリスクが減る
犬よりも空間感覚が優れ、かつ関節が柔らかい猫ではありますが、滑りやすいフロアで暮らすよりは、滑りにくいフロアで暮らしたほうが、ケガや関節症のリスクは減ることでしょう。
デメリット
滑りやすいコーティング剤の場合はケガの心配もある
犬の欄でも説明した通り、ガラスコーティングなどの滑りやすい素材を使用した場合は、逆にケガのリスクが高まるかもしれません。
滑りを楽しむ遊びができない
滑って遊ぶことを楽しむ猫にとって、滑りにくいフロアコーティングはストレスの原因となるかもしれません。
鳥への影響
最後に、インコなどの鳥への影響について見てみましょう。基本的には鳥カゴの中で生活していると思われますが、1日に1回は、屋内放鳥してストレスを発散させてやることが大事です。
メリット
滑り止め効果でケガが少なくなる
屋内で飼育されているインコなどの場合、万が一飛んで逃げてしまわないよう、羽の毛を短くカットしている例も少なくないでしょう。
羽をカットされた鳥は、屋内放鳥の際、フロアを降り立つこともあります。滑らないフロアコーティングを施しておくことで、ケガなどの心配が軽減されるでしょう。
清潔感な環境の中で屋内放鳥を楽しむことができる
屋内で放鳥された鳥は、ほぼ毎回、粗相をするはずです。フロアコーティングをやっていれば、粗相の始末も簡単。鳥は、常に生活な環境の中で過ごすことができます。
デメリット
コーティング剤によっては足腰のケガを誘発することもある
犬や猫の例で挙げたように、種類によっては、逆に滑りやすくなるコーティング剤もあります。鳥の足腰を守るためには、滑りにくいフロアコーティングを選ぶことが大切です。
ペットに優しいフロアコーティングを依頼できる業者
ドッグライフコート(グッドライフ)
画像引用元:グッドライフ公式HP(https://www.good-life.co.jp/product/doglifecoat/)
特徴
グッドライフは横浜を本拠地として、自社施工で全国に展開しているフロアコーティング業者です。東京、大阪、福岡にショールームを構え、美しい光沢やグリップ力を実体験できるフロアも設けています。
グットライフでは、従来のフロアコーティングとは違い、愛犬・愛猫のためのコーディングを行っています。
犬や猫のペットにとってフローリングは足が滑りやすいため、思わぬ事故が起きるケースがあります。
そのため、滑りにくいコーティング塗料を独自に配合したフロアコーティングを提案しています。
口コミ
ショールームで実体験してから決めました!
犬を飼っていたこともあり、滑り止め効果が高いものを探していました。 ショールームにてサンプルを見たところ実際に滑り止め効果が高く、耐久性も高いし、アンモニアもOKだということで決めました。ペットが粗相しても全然大丈夫なので、コーティングしてよかったです。
参照元:グッドライフ公式HP(https://www.goodlife-coat.jp/voice/)
ペット対応以外にも持ち合わせた魅力
もともと艶がある方が好きで、どうしてもUVコーティングがやりたかったので選びました。グッドライフさんはトータルでお願いできるのが決め手となりました。本当に綺麗な仕上がりでお部屋が明るくなり高級感が出ました。
参照元:グッドライフ公式HP(https://www.goodlife-coat.jp/voice/)
基本情報
- 会社名:株式会社 グッドライフ
- 所在地:(本社)〒240-0051 神奈川県横浜市保土ヶ谷区上菅田町662 IOビル1F
- 受付時間:10:30~18:00
- 対応エリア:全国対応
- 最長保証期間:30年
愛犬の床
特徴
愛犬の床は、フロアコーティング専門会社として20年以上培ってきた「エコプロコート」が、そのノウハウを活かしペット専用フロアコーティング業者として新たに事業拡大されたプロジェクト組織です。
獣医さんなど専門家のアドバイスや監修のもと誕生したコーティング剤は、これまでなかった絶妙の滑りにくさを実現させました。さらに防傷性や防汚性、安全性を強化させ、床本来の美しさをキープしつつ、大切なペットをケガや病気から守ります。
口コミ
人間の滑りにくさと犬の滑りにくさは違う
新築に付いているオプションのコーティングの説明の際に犬のことを話したら「ん~・・・滑りにくいですよ。傷もつきにくいと思います」と曖昧でした。人間の滑りにくいと犬の滑りにくいの感覚は別なんだと再確認しました。犬の事を考えたらやっぱり「愛犬の床」だと思います。
参照元:愛犬の床公式HP(https://www.aikennoyuka.com/motive_of_construction/for_mydogs_health/uservoice59/)
ストレスを感じなくなりました
今までの家とは走る姿が全然違い、愛犬の床の上で全力で飛び跳ねて遊んでいるのが、よくわかります。もっと早くこの状態にしてあげたかったと思います。ワンコだけでなく、子供が何をこぼしても、拭き取れば何事もなかったようにものすごく美しい状態です。すべてにおいて、ノンストレスです。
参照元:愛犬の床公式HP(https://www.aikennoyuka.com/motive_of_construction/for_mydogs_health/uservoice52/)
基本情報
- 会社名:エコプロコート株式会社
- 所在地:横浜市港北区新横浜二丁目17番2号 フォンターナビル7階
- 受付時間:9:00~20:00
- 対応エリア:要問い合わせ
- 最長保証期間:20年
ドッグランコーティング
特徴
東京を中心とした関東エリアで活動をしている、ペット専用フロアコーティング業者です。ドッグランコーティングの商品は「ガラス」と「シリコン」の2タイプ。価格や保証期間は同じなので、趣向に合わせた選び方ができます。
ガラスコーティングは、硬度9Hという最もレベルの高い硬度を誇っているため傷が付きにくく耐久性は抜群です。木材の風合いを崩さないので自然素材が好みという人に向いています。
一方シリコンコーティングには艶があり、通常のワックスより滑りにくさは約2倍。どちらを選ぶか迷った際には、見積りと一緒にサンプルで確認するサービスが付いています。
口コミ
犬も人間も大満足です
愛犬がヘルニアと診断され、どうしたものかと悩んでいたところ、こちらにたどりつきました。仕上がりサンプルを見てすぐ施工しました。私の掃除が楽になり 犬も人間も大変大満足です。パンフレットなど動物病院にあればもっと早くやりたかったです。
参照元:ドッグランコーティング公式HP(http://dogrun-coating.com/voice/730/)
朝早くのスケジュールでも嫌な顔せず丁寧
入居後であったため荷物の移動が伴うため、その手段と当日のスケジュールが不安でしたが、すべて希望通りにお願いできました。また、担当者の方々の対応もよく、仕上がりの良さもあり大切にしていきたいと思っています。朝早くからありがとうございました。
参照元:ドッグランコーティング公式HP(http://dogrun-coating.com/voice/743/)
基本情報
- 会社名:株式会社 Way-formation
- 所在地:〒153-0044 東京都目黒区大橋2-12-1 DRホームズ1階
- 受付時間:9:00~19:00
- 対応エリア:東京、神奈川、千葉、埼玉、茨城、群馬、栃木
- 最長保証期間:10年
優床
特徴
優床は、山形県を拠点とするペット専用フローリング会社ですが、その他の地域も出張体制を取ることで南は沖縄まで対応が可能です。商品はUVフロアコーティングの「優床スーパーコート」とシリコンコーティングの「優床グリップコート」の2種類です。
価格や保証期間にそれぞれ違いがありますが、優れたグリップ力や抗菌力、耐久性でペットだけでなく人間も一緒に安心して快適な暮らしができるよう考慮されています。
見積りと同様にサンプルを無料で取り寄せることも可能で、施行日も1日で完了。入居済み家庭の場合は荷物移動サービスもおこなってくれます。
口コミ
汚れや臭いが消えました!
以前住んでいたところは、フローリングにペットが粗相をしてしまうと黒ずんで滲みになってしまっていましたが、新居にコーティングを施したところ粗相しても撥水性があるため、滲みにならなくなり気になる臭いも無くなりました。
参照元:優床公式HP(http://www.youtoko.jp/)
朝早くから遅くまで丁寧な施工と対応
遅くまでの施工ありがとうございました。優床には満足してこります。こうも変わるのかと驚いております!ペットの匂いがしない事が嬉しいですね。 職人の方々朝早くから遅くまでお疲れ様でした。
参照元:優床公式HP(http://www.youtoko.jp/)
基本情報
- 会社名:株式会社 フジソウ FUJISOU Co.,Ltd
- 所在地:(本社)〒997-0813 山形県鶴岡市千石町7-13
- 受付時間:9:00~19:00
- 対応エリア:北海道・東北・北陸・関東・東海・中部・関西・中国・四国・九州、沖縄
- 最長保証期間:20年
フロアコーティングを考えているペットオーナーの疑問を解決!
ここではペットオーナーさんの疑問に答えながら、フロアコーティングのメリットや安全性をご紹介。コーティングの種類のなかでも、ペットがいる家庭に向いているUV・シリコン・ガラスの3つのフロアコーティングの特徴も説明しています。ご家庭に当てはまる悩みや希望に合わせて、フロアコーティングを選んでみてください。
- Q:フロアコーティングをするとどんなメリットがあるの?
- A:ペットの足腰の負担を軽減でき、傷や変色から床を守ることができます。
ペットの爪で傷がついてボロボロになったり、オシッコをして変色したりして傷んでしまうフローリング。また、フローリングはペットにとってツルツル滑りやすく、足腰に負担をかけて関節の病気を引き起こしてしまうことも…。これらの問題をすべて解決できるのがフロアコーティングです。フロアコーティングは滑りを軽減してくれるので、ペットのケガや病気を予防できます。さらに、ひっかき傷や汚れ、オシッコや嘔吐による床の変色から床を守ることができるのです。
- Q:ペットの爪から床を守るには、どのフロアコーティングがおすすめ?
- A:傷に強いUVコーティングとガラスコーティングがおすすめです。
ペットの鋭い爪は床に傷をつけてしまいます。そんな傷から床を守りたいというペットオーナーさんには、「UVコーティング」がおすすめ。UVコーティングは耐久性や保護性能が強く、汚れや傷みを防いでくれます。また塗膜が厚いので、コーティングする前にできたひっかき傷を目立ちにくくする効果に加え、新たな傷もつきにくくします。特殊な機材を使用して施工するため、費用は他のコーティングより高め。
しかし、耐久年数は20~30年と他のコーティングに比べて長く、長期間ツヤのあるフローリングを維持できるので、メンテナンスの手間がかかりません。そんなUVコーティングの塗料として使われている素材は、ウレタン塗料がベースの紫外線硬化素材を配合したもの。短時間で瞬時に硬化していくため、施工がスピーディです。
UVコーティングの次におすすめなのが「ガラスコーティング」。ガラスと聞くと脆いイメージを持つ方がいるかもしれませんが、ガラスコーティングは表面が硬く、傷が入りにくいのが特徴です。コーティングする前についたフローリングの傷も目立ちにくくしてくれます。
- Q:ペットの足腰を守るにはどのフロアコーティングがいいの?
- A:滑り止め効果の高いシリコンコーティングがおすすめ。
ペットがよく床を滑って心配…というペットオーナーさんには「シリコンコーティング」が良いでしょう。ツルツル滑るフローリングは、ペットの足腰に負担をかけてしまいます。ひどいときは椎間板ヘルニアや骨関節炎、脱臼などのケガや病気を引き起こす恐れも…。シリコンコーティングはシリコン樹脂を用いた施工法で、柔軟性があり滑り止め効果が高いのが特徴です。弾力性のある床で歩きやすいため、ペットの足腰に負担がかからなくなります。ケガや病気の予防にもなりますし、現在ケガや病気を患っているペットの場合も、痛みやストレスを緩和させることができます。
- Q:オシッコしてもお手入れが簡単なフロアコーティングはどれ?
- A:UV・シリコン・ガラスどれも床にしみこむことなく、変色も防いでくれます。
どのフロアコーティングも耐水性や耐薬品性が高いため、UV・シリコン・ガラスどのコーティングを選んでも問題ありません。ペットがオシッコをしてしまった場合も床にしみこむことはなく、オシッコに含まれるアンモニアによる変色も防いでくれます。コーティングした後も水拭きで掃除できるので手間もかかりません。
- Q:ペットを関節病から守るための方法は?
- A:床の施工が最も効果的
ペットが関節痛に悩んでいる場合、もしかしたら床に問題があるのかもしれません。そこで、フロアコーティング検討してみるのがおすすめです。フローリングは滑りやすく、どうしてもペットの足腰に負担がかかってしまいます。足のつけ根だけでなく、背骨に負荷を与えることにもなりかねないので、滑り止め効果のあるフロアコーティングを検討してみてはどうでしょうか。
- Q:フロアコーティング剤の安全性は?
- A:体に優しい素材を原料としているので、ペットにも安全です。
UV・シリコン・ガラスどのコーティングも健康に害を及ぼすことはありません。特に「シリコンコーティング」と「ガラスコーティング」は安全性が高いと言えます。シリコンコーティングの主な原料はシリコン樹脂で、コンタクトレンズや豊胸手術などに用いられる体に優しい素材。ガラスコーティングは無機質の液体ガラスを主原料としています。どちらのコーティングも、ペットが床をなめても健康に影響はありません。
実際にフロアコーティングをしたペットオーナーの口コミ
ここではペットオーナーさんの口コミを紹介しています。ぜひ参考にしてみてください。
猫2匹を室内で飼育しています。じゃれあって遊ぶたびに滑って尻もちをついている姿が心配になり、滑りに強いと聞くシリコンコーティングを施工しました。評判通り滑りが全く気にならなくなり、猫たちも快適に遊んでいます。
メンテナンス不要で長持ちさせたいと思いガラスコーティングを選びました。暴れん坊の柴犬を室内で過ごさせているのですが、ジャンプやダッシュをしても傷がついた感じがなく満足しています。
年老いたペットの猫がトイレを失敗することが多く、汚れが気になりコーティングを施工しました。シリコンコーティングのおかげか今のところシミもできておらず助かっています。
飼っている犬が以前骨折したことがあるため、再骨折防止のためあまり転倒させたくなく、リフォーム会社さんにすすめられた滑りにくいというシリコンコーティングを施工。犬だけでなく人間もびっくりするほど歩きやすい床になりました。
小型犬3匹がおり毎日やんちゃしています。UVコーティングをしてから2年経ちますが、劣化はほとんどわかりません。高かったけどそれだけの値打ちはあります。すごく長持ちすると聞いているので今後が楽しみです。
ペットのためのコーティングのメリットとデメリットを解説
メリット
滑りにくい床に変更することにより、関節に与える負担が減るのは大きなメリットです。床が滑りやすい素材だった場合、ただその部屋で過ごすだけでも体には大きな負担がかかることになってしまいます。若いうちであればいいかもしれませんが、年老いてからそういった負担の積み重ねが関節炎や脱臼を招いてしまうこともあるので対策をとりましょう。
もしも私たちが生活している床がツルツルすべる状態を想像すれば、毎日の生活の中でどれだけ負担になるかわかるはずです。また、床を引っかくようなペットの場合、一般的なフローリングでは傷で表面が汚く見えてしまうこともありますが、フロアコーティングにすればそういった心配も少なくなります。
それから、きちんとトイレのしつけをしていたとしても粗相をしてしまうことがあるかもしれません。ペット用のフロアコーティングであれば尿にも強い素材が使われているため、シミになるような心配はないでしょう。ペットといっても犬や猫だけでなく、小動物や昆虫を飼っている方もいますよね。中にはかなり臭いが強いペットもいますが、臭いを軽減するためのフロアコーティングもあるので、そういったものも検討してみてはどうでしょうか。魚を飼っていて水槽を置く場合、水を交換する際にうっかり床にこぼしたりしてしみになってしまうこともあります。こういったケースでも水に強いフロアコーティングにしておくと安心です。
ペットにとって安全な素材が使われているというのも大きなメリットになります。通常のフローリングの場合、劣化によって表面のワックスが薄く剥がれてしまうことがありますが、剥がれたワックスはペットにとって有害な成分が含まれている可能性もあるのです。もし、剥がれているところに興味を持って舐めたり、食べたりすると危険であるため、そのような状態になる前に安全な素材でフロアコーティングしましょう。
デメリット
素材によって特徴が違うため、どのような効果を期待してフロアコーティングするのかよく考えてから決めなければなりません。例えば、傷に強い床にしたいと思ってガラスコーティングにしたところ、ペットが滑りやすくなってしまって足腰への負担が増えた…といったケースもあります。この場合は間を取ってUVコーティングなどの検討も必要になるでしょう。
また、施工の費用に関する事もデメリットとして挙げられます。フロアコーティングをする際には費用がかかるわけなので、施工業者をきちんと比較し、納得した上で申し込みをしましょう。各業者によって料金の設定がかなり違ってきます。思っていたよりも高い費用がかかってしまい結果的に後悔している…という方もいますが、相場に比べて安く施工ができてペットの安全性も高められたので大満足!という方もいるのです。
それから、施工業者選びを間違えてしまうと、技術力が不足している業者に依頼してしまう可能性があります。明らかにムラができてしまったり、自分の飼っているペットには適していないフロアコーティングを勧められてしまったなど。こういった点で後悔しないためにも、業者選びは重要な役割を持っています。
フロアコーティングの種類によっても耐用年数は異なるため、この点も気を付けておかなければなりません。価格の安さに惹かれて選択するフロアコーティングを選んだものの、他の種類に比べると耐用年数が低く、またすぐにコーティングし直さなければならないような結果になった…ということであれば、結果的に高くついてしまう可能性もあります。
掃除をする際には、素材によっては使えないものもあるので気をつけておきましょう。 例えば、ガラスコーティングをした場合、施工後すぐに塩素系の洗剤を使って掃除をすると溶けてしまう可能性があります。こういった細かいポイントをしっかりと説明してくれる業者であれば安心できるのですが、中には説明書のようなものでしか説明してくれないところもあるため、どのようなポイントに注意して過ごせばいいのかについては業者の方に直接確認してみましょう。
価格についても確認しておこう
フロアコーティングを検討しているのであれば、どれくらいの価格なのかについても調べておかなければなりません。どのフロアコーティングを選択するのかによって料金設定は大きく異なってくるので、自分にとってムリなく選択できるものから検討してみてはどうでしょうか。
いくらペットの安全を守るためのフロアコーティングだとしても、あまりにも高すぎるものは選択できませんよね。だからといって安く済むコーティング剤を選択してしまうと、思っていたほどペットの滑りやすさや掃除のしやすさが改善せず、結果的にあまり意味のないものになってしまう可能性も…。
それに、安いものを選択したらペットにとって安全性が高いものではなかった…ということになると大変ですよね。このあたりも事前にきちんと考えておかなければならないでしょう。ご紹介したように、ペットのためのフロアコーティングを考えている場合はどのようなコーティングが向いているのかを確認し、納得できるものを探してみてください。
各業者によって料金設定も大きく異なるので、1つの会社のみで決めてしまうのではなく、いくつか比較した上で決めた方が失敗は少なく済みます。
- 【必修科目】初心者向けフロアコーティング講座
- コーティングが必要な理由
- 価格相場を知る
- コーティングを行うのに適したタイミング
- 業者の選び方
- 施工の流れをチェック
- トラブルに合わないために
- フロアコーティング後のお手入れ方法
- ペットのためのフロアコーティングとは?
- 赤ちゃんのためのフロアコーティングとは?
- フローリングの黒ずみを落とすコツ
- フローリングの掃除方法
- 無垢フローリングでもコーティングが必要な理由
- 新築住宅やマンションにフロアコーティングがおすすめな理由
- DIYでフロアコーティングをしてみよう!
- フロアコーティングは賃貸物件にもできるの?
- フロアコーティングしなかったらどうなるの?
- フロアコーティングで床鳴りは起きるの?
- 新築マンションのフロアコーティング対決!デベロッパー対一般業者
- フロアコーティングがはがれる原因とは?