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大切な住まいの床を、いつまでも美しく保つためのフロアコーティング完全ガイド。業者からサンプルを取り寄せて、集めた情報をもとにコーティングの種類や施工会社を徹底比較しました。

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特集

フロアコートの最新トレンド

今、フロアコーティング業界で注目されている施工法「水性コーティング」の魅力を解説!子育て世代や、ペットがいるご家庭に水性コーティングが選ばれる理由をご紹介します。

床コーティングには水性と油性の2種類がある

フローリングを保護するコーティング剤には油性と水性があります。油性は、シンナー等の石油類の溶剤に樹脂を混ぜたもので、水性は水に樹脂を混ぜたコーティング剤を使ったものです。油性コーティングは、VOCと呼ばれる揮発性有機化合物が含まれていることがあり、刺激臭や健康被害を及ぼす場合もあります。学校の体育館等で油性のウレタン塗料の塗り直しをしていたところ、近所からクレームが殺到して作業を中断したという事例もあるので、特にマンション住まいの方は油性コーティングを避けた方が良いでしょう。

一方、水性コーティングにはそのような有害物質が発生する危険がなく、小さなお子さんやペットがいるご家庭でも安心して過ごせます。また、油性では施工できない柔らかい材質の床にも塗布できるという特性もあります。

最近は、環境への配慮からコーティング業界全体が水性化に向かっていて油性塗料がメインだったウレタン塗料も、水性ウレタン塗料が一般的になってきました。現在では、各社がこぞって自社開発の水性コーティングを展開しており、その特徴はさまざまです。

水性コーティングの価格相場は油性の約3分の1!

環境に優しいだけでなく施工費用も油性に比べてかなり安価です。油性のコーティングは1㎡あたり4,500~5,000円前後ですが、水性コーティングはその約3分の1の1,500円と非常にお手頃です。

水性コーティングは、水分を含んでいるため気温や温度の影響を受けやすいというデメリットがあり、硬度は油性が3~4Hあるのに対し、水性は1H程度にとどまります。しかし、コーティングは硬度がいくら高くても床と硬度のバランスが合っていないとフローリングにヒビが入る場合もあるため、いちがいに硬度が高いから良いというわけではありません。何にしても、床の性質を見極め、最適な施工法を提案してくれる業者にお任せするのが一番ですね。

おすすめの水性コーティング!グッドライフコート・ナノ

フロアコーティングの施工業者が独自に開発した施工法のなかでも特に注目したい、グッドライフの「グッドライフコートクリスタル」と、スリーエスコーポレーションの(フロアマニキュアナノ)をご紹介します。

水拭きOK!耐久年数は10年!

フロアコーティング業者の中でも知名度の高いグッドライフが開発したのは従来の水性コーティングよりも耐久年数が長く、安全性の高いナノコーティング。具体的には、次のような特徴があります。

お手入れが楽!
日頃のお手入れは乾拭きで十分。ワックスと違い水拭きができるので衛生的です。
耐久年数は10年
通常生活するスペースでも10年ほど保護効果が持続します。
膨れにくい
ワックスや他のコーティングと違い、床が膨れにくくヒビ割れ防止になります。
滑りにくい
一般のワックスに入っているような油分やロウ分などの不純物がなく、床が滑りにくくなります。
床暖房にも使用OK
耐熱性にも優れているので、床暖房の熱による剥がれや変色の心配がありません。
ペットのおしっこも安心
耐アンモニア性や耐薬品性に優れているので、ペットがいるご家庭でも安心です。

しかも、これだけたくさんのメリットがありながら、価格は20畳あたり10万円~とリーズナブル。施工時間が1.5~3時間と短時間なのも魅力です。また、有害物質の程度をあらわすTVOCは、63.1μg/㎡・hと、一般ワックスの約126分の1に値するという検査結果も出ているので、赤ちゃんがいるご家庭でも安心です。

おすすめの水性コーティング!フロアマニキュアナノ

フロアマニキュアナノは、安全度が高く匂いが少ない塗料を使った施工法。水溶性なのに溶剤系に匹敵する耐久性を持っていて、摩擦や傷、油汚れによる劣化を防ぎます。具体的には、次のような特性を持っています。

お手入れが楽
ワックスの大敵だった水・アルコール・洗剤が付着しても拭き取りOKです。
性能を10年程度維持できる
よく歩く所でも10年程度の保護効果が期待できます。
すべりにくい
床の抵抗値が上がるので、より滑りにくくなります。
体に優しい
ホルムアルデヒドをはじめ、VOC14物質が不検出。安全性が高く赤ちゃんでも安心です。
床暖房にも対応
床暖房による熱で剥がれたり変色したりする心配はありません。

価格は20畳あたり12万1600円~と、グッドライフコート・ナノに比べると割高ですが、こちらも安全性が高くおすすめです。

水性コーティングはメンテナンスも楽々

水性コーティングをした床のお手入れは乾いた布で乾拭きするだけでOK。固く絞った布巾でもお手入れ可能です。水性コーティングは水やアルコールにも強いので万が一、飲みこぼしがあっても乾拭きだけで汚れを落とすことができます。

さらに魅力的なのが水性コーティングの場合は剥離作業が不要だということ。油性コーティングの場合は、コーティングが剥がれてしまうなどの不具合が生じると必ず剥離作業をしてから一度、床を原状に戻してから再度塗り直しをしていきます。しかし、一度コーティングした塗膜をきれいに剥がすのは困難で、床が縮んだり、粘ついたり、密着度が低くなったりと、床の質を悪化させる要因にもなります。

水性コーティングなら、再び水性に塗り替える場合は剥離作業の必要がないため、余計な費用がかかりません。長い目で見ても、コストパフォーマンスに優れていると言えますね。

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